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【砲撃】マスター・アンド・コマンダー【帆船】

201 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/06 14:08 ID:zBnTHnSg
>191
71も初心者にしてノートユーザーで、
折り返しの意味に気づかなかった。
これまでヨコナガを連発してきたやも。謝罪。

71ヨメはうっすらと腐り加減なのだが、
「女を呼べ! 医者を載せろ! 副長を載せろ!」とワメイている。
(もちろん、ポンポンと手を叩き、海原雄山の声マネで)
クロウとダーシーがしぶき浴びながら
並んで大笑いしているスチルこそ最高だそうな。
(ホントか?!)

202 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/06 14:18 ID:zBnTHnSg
私掠船相手の海戦の楽しさってあるね。

まあ、敵が軍隊の船であっても、この当時はお互い、
貴重品である船を沈めずにもらって帰ろうとするから
共通ではあるものの、
相手は掠奪をしたがってる、ってのも戦いのポイントになるしね。

艦隊戦と違って一騎打ちであるのも、
いたんだ船の修理に、不足の資材を味方どうし融通できない点が、
186の言う備蓄や補給の楽しさが増す。

それと、艦隊船は俯瞰で撮らねばわかりづらく、
映像よりも活字やマンガ向きかと。


203 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/06 14:31 ID:zBnTHnSg
>188
ホーンブロワーは負傷や死亡にかぎらず、
食事から日常生活まで、描写にリアル感があるね。
そのせいもあるかな?

ボライソーは確かに人がよく死ぬが、
71が読んだのは比較的新しい巻が多く、
主人公が司令官や提督になっているため、
他の艦に乗り組んでいた者の死を「聞く」状況が多かった。

ホーンブロワーは重版のおかげで古い巻が読めたため、
その偏りはあるやも。
A&Mシリーズは邦訳されているのが(10を除けば)初期巻だし。

全シリーズとも通して通読している人の印象を知りたし。

204 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/06 16:56 ID:jaskiCEY
>> 198
物創りのなんたるかが分かってない配給会社ほど
世間の感覚からずれにずれたDQNな広告を打つって気がします。
とにかくあれは言語道断だ。
まかり間違ってあの予告に惹かれちゃったという方、
観に行ってはいけません。内容は180度違うから。

> 203
ttp://www.enpitu.ne.jp/usr2/27941/
↑原作にも英国海洋小説にも通じていらっしゃる方の
原作&映画情報サイト。原作&映画、どちらへの愛にも
溢れていて感銘を受けました。
12月14日のエントリーはネタバレ無しの映画感想。
12月23日のはネタバレあり。どちらも読み応えあります。



205 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/06 17:04 ID:pEF4olxW
>>204
数字の前にスペース入れるのはやめれ。

206 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/06 17:42 ID:jaskiCEY
>>205
個人サイトも含め各種BBS間での掟を使い分けようとして
ときどきしくじるみたいです。ごめんなさい、以後気をつけます。

>>197
ピーター・ウィアーは話が面白いですよね。
記者会見でのコメント、よかったらあといくつか
ご紹介いただけます?

207 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/06 18:08 ID:JXKqb2fd
一対一のガチの海戦って、帆船小説の華のように思いがちだけど、
意外とその物ズバリのシチュエーションって多くないんだよね。
ホーンブロワーなんかでも、全巻通しても第一作の「パナマの海戦」
くらいしかないんじゃないかなあ。

208 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/06 18:43 ID:5PW1jPw7
週間文春読んだ。
本当にJAROが動くといいね。
予告と広告と本編に”お詫びと訂正”キボンヌ。

209 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/06 21:31 ID:jOtpRu5Z
予告や本編に「お詫び」なんかいらん。そんなもので本編を汚されたら困る。
別に配給会社にクレームつけて困らせるのが望みじゃない。
今みたいな「観る気をなくす予告」をできるだけ早くやめてもらって
本編の内容に沿った予告や宣伝をして欲しい。
そして映画のヒットにつながって欲しい。そんだけ。
ホントはこんな話題がいつまでも続いてほしくない。

市場の反応を見て、宣伝方針を変更するというのは「当たり前」の戦略。
別に難しいことでもない。公開も近いのでそろそろ宣伝方針の
路線変更をお願いしたい。「お詫び」なんかいらないから。

210 名前:209投稿日:04/02/06 21:47 ID:jOtpRu5Z
まあ俺も最近原作読み始めたばかりなんだけどねー。
昨日第2作「勅任艦長への航海」まで読み終わったとこ。
これから第3作「「特命航海、嵐のインド洋」にとりかかります。
この手のジャンルは読んだことなかったんだけど、気に入ったよ。
だから映画にもヒットして欲しい。

しかし、第3作読んじゃったら、4作目以降は邦訳出てないのか・・・
順番に読みたいから、いきなり第10作は読みたくないしなあ・・・
ボライソーとかホーンブロワーに手を出してみるか?

ところで事情をよく知らずにいきなり第10作を読んで「話がよくわからん」
なんて人はいないのかな?映画のスチルを表紙に使ってるし、
「映画の原作」を読もうとして第10作を買っちゃう人いそうなんだけど。

211 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/06 21:57 ID:eu71yJ0u
>>206
ウィアーの会見その他の話。

アカデミー賞について。
 ノミネートに価値がある。受賞は運だ。
「王の帰還」でニュージーランドのジャクソンとオスカーを争うことになったが。
 ジャクソンは友人。「マスター」は特撮で「王の帰還」のところに世話になった。ライバル意識はない。
出演者の顔にこだわったというが。
 19世紀初頭の顔をした俳優しか使いたくなかった。ついさっきまでハンバーガーを食べていたような、いかにも現代のアメリカ人みたいな俳優は使いたくなかった。
 ベルリンの壁が崩壊したとき、東欧の人々は西側の人々と違って、カメラを向けても自然な顔をしていた。そういう顔がほしかった。だから、ポーランドの人を多く使っている。
少年について。
 子供というのは19世紀後半から現代の概念だということがよくわかった。あの時代は子供も労働力と見なされていて、大人と同じ扱いだった。
ホモセクシュアルな側面はあるのか。
 まったくない。私自身、帆船に乗って航海してみたが、大変な労働で、一日が終わるとセックスのことなんか考えられない。

思い出せるのはこんなところかな。
会見が終わったあと、後ろに飾ってあった船のオブジェを手でたたいたのが印象的だった。「トゥルーマン・ショー」の最後のヨットのシーンを思い出してしまった。

そうそう、ウイアーはずっと前からオブライエンのこのシリーズのファンで、「トゥルーマン」の撮影が終わったあと、何か記念品を差し上げたいが、と言われて、
このシリーズの20巻全部ハードカバーでほしいと言ったら、初版で20巻そろえてくれたのだそうだ。
そのときは、まさかこれを自分が映画化するとは思わなかったと言っていた。


212 名前:96他。投稿日:04/02/07 00:56 ID:UnORDLEl
ノート使用ではないものの窓を小さくして使う習慣があり、
(或は老眼の悲しさフォント「中」の所為か?)
改行の必要性に思い至らず。乞寛恕。

テレ朝圏内在住の方々、
2:50より『バウンティ号の叛乱』が。

>210
10巻について、
4〜9巻のネタバレなしに読む方法が、
>>204氏紹介2件目のリンク先に有。


213 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 01:52 ID:AUvZi4UH
>>210
本に関してですが、
ホーンブロワーはわりかし楽に手に入りますが、ボライソーは巻によってはほとんど入手不可能になってます。
これを機に再版されればいいんだけどなぁ。

無理か。

214 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 07:07 ID:VkAR1M/Q
>>210
まずはホーンブロワーの5巻「パナマの死闘」を推薦します。
日本で出たのは五冊目ですが書かれたのはこれが一番最初です。

ホーンブロワーはTV版のおかげで入手しやすくなりました。

215 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 08:27 ID:UnORDLEl
>204氏紹介のリンク先の日記の1月9日付によると、
映画会社に入る収入は米国内の興行収入だけではなく、
世界各国での興行収入の合計の他、
放映権、DVD売り上げなども含まれるにもかかわらず、
メディアはとかく米国の興行収入ばかりを喧伝するとのこと。

そうなると、
M&Cのようにヨーロッパ人好みの作品は
どうしても不利になる。
(欧州で好調との報については同じ日記の1月17日付に)

欧州でいくら稼いで取り返しても、
米国国内の収入のみを規準に「赤字」「失敗」と誹られるのは
殺生といえば殺生な。

何とかならんものか、
と日本人が言うた処で詮無いことではあるが。


216 名前:名無シネマ@上映中 投稿日:04/02/07 11:02 ID:9nDjJ0SN
でかいスクリーンで見たいんだけど、東京だと銀座?

217 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 11:11 ID:UnORDLEl
>171
パウダーモンキーについては、
日本の公式サイトにもしっかり記述有。
しかも、士官候補生と対照的な存在として説明されている。

一部のみを引用すれば、

彼らの多くは孤児であり、
中にはわずか8歳の子供もいたという。
当時の孤児たちを取り巻く環境は劣悪であり、
例え苛酷な戦闘に巻き込まれようとも、戦艦は
地上生活よりはるかに良い人生を送れる機会を
彼らに与えるものだったのだ。

候補生についても、

「主に名家の出身である若者」が
「艦長の監督の下、私立学校のように
書物を使って勉学に励んだ」
「船上で大人たちと同等の扱いを受けていた」
と。

「プロダクションノート」から「4」へ進むと表示される。

機械的に翻訳したため、
ストーリー紹介や惹句と矛盾することに気づかなかったか?


218 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 12:45 ID:FZ9B3aL8
去年「ホーンブロワー」シリーズの放映があったとき、砲弾抱えた子供が
出てきたって驚いてた香具師がいたよ、海外TV板のホーンブロワースレでね。

やっぱり日本人には小学生みたいな子供が戦争に参加してることがショック
なんだろうな・・・

219 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 12:47 ID:bCmAYSCM
うんそうそう。
子供がでてくるなんて、信じられないよ!!

あれって本当の事なんですか?
歴史にうとい私達日本人は、この映画を真剣にみるべきですね

220 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 13:45 ID:UnORDLEl
211の紹介してくれたウィアー監督の言にもある如く、
「子供」という概念が誕生するのは本作の設定より約半世紀後。
当時彼らは「子供」ではなく「背の低い大人」だった。
子供という概念が成立した後の日本人の子も、
農繁期には大人だった。

もう一点。
当時は軍隊の外が圧倒的に貧しかった。
どのシリーズだったか失念したが、
パウダーモンキーとして乗せられた孤児が、
とたんにめきめき背が伸びたエピも書かれていた。

大人の水夫にしても、
強制徴募だけでまかなっていたわけではない。
借金を踏み倒し、あるいは罪を犯して刑罰をのがれて、
さらには「食事が出る」のが魅力で乗艦を希望する者もいれば、
監獄にスカウトに行くことも。
(ボライソーの書記か何かに確かお尋ね者がいた筈)
そのほかに、強制徴募「も」あった。

221 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 13:53 ID:bOVIKDI7
士官候補生自体が12歳とか14歳だったりするしね。
しかも14歳で30代の荒れくれ水兵に指揮するわけだしね・・・
現在の若者よりも数倍成熟してたんだと思う。

222 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 13:59 ID:7f6du4sa
っていうか日本だって昔は普通に子供が働いてるし。
江戸が長いから同時代では比べられないけど、戦国武将の初陣15歳なんてザラ。

>>220
ボライソーの書記は確か奥さんと間男を殺してしまったのだったと。

223 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 16:10 ID:nLcSLjzr
ふと思い出したんだけど、
美少年好きの子ってだいたい、
同年代のクラスの男子(特に人気者の子)とは、
恥ずかしいのか、普通に口きけないよね。

224 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 16:33 ID:FZ9B3aL8
>>211が紹介してくれたP・ウィアーのインタビューで
出演者の顔にこだわったというのがあったけれど、同じようなことを
スピルバーグだかトム・ハンクスが言ってたよ。

「バンド・オブ・ブラザース」で第101空挺師団の兵士に英国俳優を多数
キャスティングしたのは何故かという質問にね・・・

225 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 16:56 ID:FZ9B3aL8
遅レスだけど、第1〜3作は読んでるけど第10作を読んで大丈夫かというのがあったでしょ?

第10作を読むと次の脇役のその後の運命がわかってしまいますよ。
ダイアナ、プリングス、マウアット

それでも構わなければ読むよろし。 ボンデンやキリックは相変わらず
艦長の艇長や給仕だしね。 オーブリー艦長もHMSサープライズ号の艦長に
戻ってる。(第3作後、戦列艦の艦長になったり、米海軍の捕虜になったり
してたんだね)

226 名前:220投稿日:04/02/07 17:35 ID:UnORDLEl
>221
当時は平均寿命も短かった故、
早く成熟する他なかった。

抗生物質もない。
海軍の船に乗っても、海戦で死ぬ前に感染症で死んだ。
敵より怖い疫病(敵も怖がる疫病)。

あるいは、日常作業中の小事故で軽傷を負っても、
化膿→発熱→脱水の途を辿る。

時には用便中に落水。

乗艦しなければしなかったで、
故郷では飢饉による飢餓(含水炭素不足)、感染症、
日常作業中の小事故で軽傷を負い、以下略。

現代は寿命が延びたことを思えば、
成熟が遅くて釣り合いが取れているとも。
今の若い者云々と昔を引き合いに出すのは
医薬や栄養の有難味を忘れた驕りと自戒。

>222
おお、多謝! 11巻あたりか。

田植は蛭が嫌だったが、
酒を飲ませて貰えるのが嬉しかった。



227 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 18:18 ID:FFbwxdhV
昨日の夕刊に出てたマスコマ宣伝のうたい文句

「1805年−
強大なナポレオン軍に立ち向かうため、
戦火の大海原に
まだ幼い少年達はいた。
伝説の艦長を信じて・・・」


「オーブリーが心を許す<海軍屈指の名医>」として
マチュリンの顔をさせるなど、少しはブエナ側に妥協の色も感じられるものの、
「わずか12歳の<戦う天使>」のウィリアム・ブレイクニーとまだまだ同格扱い。


おいおい

228 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 18:36 ID:kYoP6SIi
>>227
まあ、ブレイクニーは時に主役二人をも食う存在感と海外でも評されてる位だから
嘘さえつかなきゃ、クローズアップする事自体はいいんじゃないのかな。
むしろマチュリンを無視していた事が問題。
最初からこの扱いだったら、ここまで批判される事はなかったろう。

229 名前:206投稿日:04/02/07 19:02 ID:nxfomGMI
>>211 感謝です!
強制徴募の少年水兵についてはメイキング本にも出てきます。
(イギリス版全167頁)
>>220も書いているように、当時は「子供っていう現代の概念」
がなかった。大人から子供までの年齢構成にしても、
階級社会がそっくり艦上に再現されていて、
「イギリス社会の縮図」だったとのこと。
ウィアーも、子供達はそこにいるのがあたりまえ、
風景の一部というふうに描くことに腐心していると思う。
それだから余計に、お涙頂戴的に「いたいけな子供達」
をフィーチャーしてるブエナビスタの戦略に憤慨するのですが。

WETAの特撮技術ですが、何が凄いといって特撮が突出すること
なくどのショットにも馴染んでいるところだと思う。
もちろん、リアル感を最優先しているところで特撮が
目についちゃったら元も子もないわけですが。
指輪のときは特撮が鼻につくことも往々にして
あったけど、今回は素直に唸りました。

230 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 19:49 ID:nxfomGMI
基本的には >228に賛成。
主役の二人を食うほどとは思わなかったけど、マックス・パーキス
は印象的。何よりも目がいい。芝居は素人でイートン生だったそうですが、
学校訪問一発であの子を引っ張ってきた監督は目利きですね。
ただ(しつこくてごめんなさい)クローズアップの仕方に問題がありすぎる。
「僕は死ぬのはコワイけど、ママのためにがんばります!」でしょ。
あれではパーキスにも失礼だ。彼のキャラ設定も演技も、いやらしい
惹句とはなんの接点もないんです。

逆にオーブリーとマチュリンをクローズアップすれば、冒険小説ファンではないが人間のドラマは好きという層にもアピールできたのではと思います。

231 名前:映画未見の手合いがさ・・・投稿日:04/02/07 20:02 ID:bCmAYSCM
問題は誰がオーブリーとマチュリンをクローズアップするコピーを
考え出せるかだな。

中途半端に原作読んで、しかし映画未見で、あーだこーだ言われてもなあ。
ブエナビスタの責任じゃなく、映画そのものに、子供云々キャスティングしてるんだから。
ま、見りゃわかるよ

232 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 20:08 ID:usAwfBH+
>228
同意。子役については、>>99の指摘する通りの問題があると思う。

1、候補生として乗っていることをはっきり打ち出さないと、候補生も含めた士官、紳士階級 対 水兵たちという構図がボケる。ボケれば、水兵たちの不満もわからず、下級でありながら艦長を気遣うキリック(給仕)やボンデン(艇長)の気遣いの意義もわからなくなる。

2、候補生の中でのブレイクニーのキャラもボケる。候補生は数人いて群像をなしており、その中でブレイクニーは、優秀で勇敢な役のはず。その彼が「死にたくなかった」では、もっと温厚な候補生や、鈍い候補生のキャラもボケる。

3、ブレイクニーは将来について若者らしく迷うが、これは夢がたくさんあるからで、どちらもできるが故の迷いなのに、それが逃避に見えてしまう。

そのほか、敵が私掠船であることを出さず、ナポレオン軍の戦艦のように見えてしまう。相手が私掠船か海軍かでは、戦う上での作戦も変わってくるし、海戦の展開が変わってくる。

相手が私掠船であること、もうひとつ欲を言うなら、オーブリーたちは勝てば賞金が入り、それを分け合えばみんなでリッチになれることも、蟻のように小さな字でいいから新聞のどこかに書けば、いろいろ分かりやすく楽しいのに。

興味を引き、「何かな?」「どうなるかな?」と思わせ、実際劇場に行ったときには話がより楽しめるような広告を望む。

ブレイクニー候補生がせっかく見事に任務を果たしたとたん、彼がめそめそすることを期待して泣きに来た観客から不満の声が出ないことを祈る。


233 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 20:09 ID:J067djKs
TV版ショートverの予告は熱くて中々良いんで無い?
「必ずナポレオンを食い止める!!」って奴

234 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 21:00 ID:usAwfBH+
「拿捕賞金を分け合って、みんなでリッチになろう!」よりは良いよねっ!

235 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/07 21:58 ID:c+DDQOVN
今日指輪の先行で長いバージョンの予告観た。
ナレーションの声、子供声バージョンと大人声バージョンがない? 勘違い?

236 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 01:28 ID:w6L1RkY8
相手が私掠船だから賞金が入って、海軍艦船だから拿捕賞金が入らないってことはないよ。
拿捕した敵艦船を海軍が買い上げて就役させた場合には、その船を捕獲した艦の艦長(及び
乗組員)に賞金が支払われる。それに大砲賞金というのもあるし。

それから、時代は大分遡るけどキャプテン・サー・ドレークみたいに海賊の親玉が後に海軍
を率いたりしてるから、正規の海軍はお国の為で私掠船は金儲けという区別もないと思う。


237 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 01:28 ID:COZQSnD1
きょう映画館で四つ折りになったチラシを
見つけたが・・・
みごとにポールの写真一個もなし。
とにかく少年プッシュ。
ポールのファンとしては記念に貰わないわけには
いかない一品。

238 名前:232投稿日:04/02/08 01:34 ID:i/F0TVn+
いや、賞金はどっちでも入るけど、相手の態度が、っていうか、出方が違うでしょ? ってこと。

「国の免許を受け、国のためではあっても、モノや船を奪いたがってる相手」と戦うか、
「できれば船は拿捕して持ち帰りたいけど、最悪沈めてもしょうがないや」と思ってる相手と、って意味ね。

相手がうろついてたり、他の船(含むこちらの船)を襲ったりする動機がちがうから、
向こうの優先順位が違うってこと。
それによって、有効な作戦が違ってくるでしょ?

239 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 02:14 ID:w6L1RkY8
映画見た人が原作ということで第10作だけ読んだら映画と大分違うんで当惑するかも。
とにかく他のオーブリー&マチュリンシリーズが今後翻訳出版されると良いのだが・・・
何しろ「闘う帆船ソフィー」が出版されてから4分の1世紀が経過してるのに、日本では
たった4作しか出版されていないんだから。

240 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 02:34 ID:w6L1RkY8
TVのCMで伝説の艦長って言ってるでしょ。 あれって「ラッキー・ジャック」の謂れ
だと思うのだが・・・確かに、嵐や不利な戦闘でも艦や乗り組み員を失わずに連れ帰る、
または本人が遭難しても生き残っていたりという意味もある。

しかし、本来はスループ艦ソフィー号の海尉艦長だった若い頃に通商破壊戦に従事して
スペインやフランスの捕獲船で軍港を満杯にしたことから同僚艦長たちがある程度の
嫉妬も込めて命名した呼び名なんだよ。有名になってから拿捕賞金目当てにオーブリー
艦長の指揮艦に同乗する志願者が増えた。
このあたりはオブライアンがシリーズのなかで書いてるよ。

241 名前:232投稿日:04/02/08 02:46 ID:i/F0TVn+
海戦場面には、お互いが次に何を考えるだろうかと、腹を読み合うシーンの楽しさがある。
双方、物資の在庫や、人員の訓練の仕上がり具合という要素しだいで強気に出られたり出られなかったりする。

帆船自体はある意味すごいハイテクだが、通信や情報収集がローテクな時代だけに、
望遠鏡で向こうの船をにらんでお互いに推測を働かせたり、騙し合ったりという情報戦。
嘘の国旗を掲げてみたり、急いで甲板を散らかし、規律のゆるんだ船に見せかけたり。

相手の船の身分も、観客に与えられる情報の一つだ。
だから、我々観客が劇中での海戦の進行をより楽しむには、
新聞やチラシに書いてある情報は、本編と一致している方が有利。

また、深追いすべきか自重すべきかの決断を迫られる場面はよく出て来る。
その場合、主人公たちが賞金稼ぎでもあることを観客が知っているかどうかで、
決断の場面の見え方は変わってくる。
上の命令の拘束力がどれほどか、艦長の裁量権がどれほどか、などについても、
たとえば変更前の宣伝文句は、もしかしたら違う印象を予備知識として植えつけるかもしれない。
それによって楽しみがスポイルされないかが心配なのだ。<子どもを可哀想に見せるための操作

242 名前:232投稿日:04/02/08 02:54 ID:i/F0TVn+
当初の宣伝文句の「送り込まれた」等には、絶対に逆らえない風の響きがある。

ここに来ている我々には海洋冒険小説を読んでいる者が多いが、
読んでいない観客の方が圧倒的に多い。
宣伝や予告で予備知識を与えろとまではいわないから、
違う方向の先入観を与えてほしくない。
誤解のせいでツボを見のがして楽しみがそがれれば、
この映画が、あるいはこの手のジャンルが、楽しくないと思われてしまう。

243 名前:232投稿日:04/02/08 02:59 ID:i/F0TVn+
あ、もちろん、子供達はじめ、乗員は艦長には逆らえないけどね。

「時代の悲壮感」を演出することで、
艦長までがシステムに絶対に逆らえないかのような、
強気に出るかゆっくり行くかの裁量権が艦長にさえあまりないかのように
広告から感じていた知人を知っているものだから。

244 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 03:11 ID:sReD8fj/
>>241
その駆け引きまで楽しめる人間を「一般観客」としては捉えていないと
思うけどね>興行側

ただ、作品全体の持つ「気分」をミスリードしてるのが最大の問題だと
いうのは禿同。
どうひっくり返しても、厭戦的な気分は毛ほどもないわけだし。
要は広い海洋と言うフィールドで彼我のプレイヤーがいかに戦うかを
堪能するスポーツのような爽やかさが魅力の作品を、辛気臭い
ナレーションでメロドラマ的に盛り上げられても、それを期待して
見に来る観客もまた気の毒ってなもんで。

245 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 03:13 ID:w6L1RkY8
先ほど、TV見てたら「母さん」バージョン以外のCMやってたよ。
ラッセルのセリフみたいな感じで「俺は絶対止めてみせる云々」みたいなの。

みんなが騒いだからビミョーに軌道修正してるのか?

246 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 03:29 ID:w6L1RkY8
海外版のトレーラーで敵に追われながら(?)艦載艇で母艦を引っ張るシーン
があるでしょ? あれ見たら早く本編見たくなった。

遥かな昔に見たグレゴリー・ペックの「キャプテン・ホレーショ」で、ホーンブロワ
艦長役のペックが水兵と一緒にオールを握って本船を引っ張るシーンを思い出したよ。


247 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 03:46 ID:vPZH0Sfy
A子:「なあなあ、この子かわいいやん。へー、死にたくないのに
    家族の為に、戦死として頑張ってるって?」
B子:「ブロンドのこの子?あ、ほんまかわいいな。可哀相な泣ける映画なんやね。」
A子:「オフィシャルページとかにファンクラブみたいなんもあるみたいやで。」
B子:「うあーー、面白そうやん。観に行こ、観に行こ。」

(・・・鑑賞後・・・)

B子:「なあ、前言うとったマックなんとかちゅう子、
    可哀相やゆうたら可哀相やけど、あんま出てけえへんかったんちゃうん?」
A子:「そやな、ほんで、そんなに可哀相な映画やったかなぁ?で面白かったと思う?」
B子:「思っとったほど泣けんかったし、そういや、あんましおもんなかっかもしれん。」
A子:「私も、ぜんぜん泣いてへんわ、おもんなかったっちゅうことやね。」
B子:「ほんと、ほんと、おもんなかったわー。」
A子:「なー、ゴミ映画やなー。」
B子:「あー、観て損したー。」



や、やめれ

248 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 07:32 ID:9zDzLESD
もうラッセルクロゥに対してはなんかの映画祭で明らかにまだ幼女だってわかる娘にドレス着せて手をつないでたロリコン野郎のimageしかない。だから少年と船…って聞いたときはついに男の子に手をだしたなってimageしかもてなかった(笑) MichaelJacksonと一緒だよコイツ

249 名前:天動説投稿日:04/02/08 08:49 ID:59kjfdtN
そうか。BBSの僕の意見で、ついにTVCMの方向性が変わったり
当初の宣伝文句の「送り込まれた」等には、絶対に逆らえない風の響きがあり、
ついには観客に誤った印象を抱かせ、壮大な興行詐欺に発展したり、

たまたま「僕は知ってるよ」というのを世に知らしめるためには、そういう
言いまわしになるよね(w

250 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 09:08 ID:WI5gNlfi
流れをぶった切って悪いけど
HMS RoseのHP見つけたんで貼っとく
M&Mのスチールも載ってるよ

http://www.tallshiprose.org/index.html

ガイシュツだったらごめん

251 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 11:00 ID:JMgDLgVQ
>>248
あの、今さらかもしれんが、
数年前のオスカーでエスコートしてたその子は、
ラッセルの実の姪っ子なんだが。

叔父としての愛情をたっぷり注ぐ彼に、今もすごくなついてますがな。

252 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 14:01 ID:SlSEIvPh
ラッセル、肩を脱きゅうしたので、来日急遽キャンセル。
で、ウィアー一人の会見となったのだった。
でも、ほんとは生まれた子のそばを離れたくなかったのかも。


253 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 18:03 ID:R1gfPzPj
>249
「BBSの僕の意見でTVCMの方向性が変わった」なんてこと、
ここでは誰も言ってませんよ。

私は、今までほんのちょっとしか発言してませんが
原作好きだし、宣伝観てがっかりしかけそうになった、
作品そのものに、期待を持たせてくれたこのスレに感謝してるくらいです。

254 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 19:06 ID:7aLu/92t
>250氏紹介のHMS RoseのHPですが、ガイシュツじゃないです。

前に寄ったときは気付かなかったんですが、95年にオブライアンを
向かえてのレセプションなんてあったんですね。

それからセイルトレーニングシップとしてのページ。

http://www.tallshiprose.org/office/sailtraining.html

今年のも来年のもまだ満員御礼ではないみたい。
乗ってみたいなあ。
懐具合とスケジュールいかんでは来年の航海を狙ってみたいのだが・・

ラッセルには怪我のことさえなかったら来日して欲しかったです。
ポールにも。映画は2回観ましたが、お家元のFoxさえ、
アメリカでの公開時はアクションと戦闘をフィーチャーしすぎた
宣伝戦略が裏目に出たという過去があります。ラッセルもこれには
批判的だった。戦闘シーンは丁寧に描いているが、それでもキャラクター
重視のつくりだと思うので、"Gladiator on See"はないだろうよと
思ったものです。

255 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 20:39 ID:dzM5GcES
1805年──弱冠12歳の士官候補生ブレイクニー(M・パーキス)ら少年たちは、伝説的な名艦長とし
て名を馳せるジャック・オーブリー(R・クロウ)率いる英国軍艦サプライズ号に乗り込む。この艦の使
命は、ナポレオン率いるフランス軍の武装船アケロン号を拿捕するという、危険極まりない大追跡
だった。攻撃力で圧倒的な優位に立つアケロン号と、荒れ狂う大海原を相手に、戦う術も知らない
幼い少年達はひたすらに艦長を信じ、愛する家族に再び会える日を夢見て戦うが…



256 名前:255投稿日:04/02/08 20:39 ID:dzM5GcES
この通りに映画は展開しますが、何か不都合ありますかね?

257 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 20:48 ID:Vr60iaJA
>>256
不都合あるかどうかは我々の決めることじゃないからね。
公の処断はJAROが入ったそうだから、そちらで決めてくれるでしょ。

258 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 20:57 ID:dzM5GcES
へえ、JAROが入るほどの不都合があったんだ。
知らんかった。何かあったの?

259 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 21:14 ID:Vr60iaJA
>>258
このスレに書いてある以上のことがあったわけじゃないから、
それが気にならないなら、君は気にすることはないだろう。


260 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 21:16 ID:Vr60iaJA
あ、俺、IDがジャック・オーブリー(w

261 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 21:28 ID:dzM5GcES
>上の命令の拘束力がどれほどか、艦長の裁量権がどれほどか、などについても、
>たとえば変更前の宣伝文句は、もしかしたら違う印象を予備知識として植えつけるかもしれない。
>それによって楽しみがスポイルされないかが心配なのだ。<子どもを可哀想に見せるための操作

なるほど!!!
こりゃあ、心配だ。植え付けられた先入観は容易に抜きがたいからな
ピーター・ウィアーってのは糞映画をつくる監督とでも謂れの無い偏見を
与えられたら、悲惨だしな

262 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 21:41 ID:i/F0TVn+
いろんなこと言ったけど、要するに客が入ってほしいんだよ。
そして、来た客に、「海洋モノって面白れーなー」って思ってほしい。
で、翌日学校や職場で誰かに「面白かったぜ」って言ってほしい。

それで、ブエナ・ビスタには儲けてほしい。
だって、配給権が何度も(忘れた。2回だったか?)転売・孫売りされて、
公開自体なくなったらどうしようって心配してたときに、
名乗り上げてくれたのだから。
日本公開を実現させてくれたブエナには恩があるって思ってる。
だから当たってほしい。儲けてほしい。

JAROへの対応とか大変かもしれないけど、
それをも含めて、たとえばニュースになったりして、
結果的に宣伝になればいいと思う。
最初からそれを狙うのは糞だが、結果的になるならね。
ブエナに恥をかかせたいわけじゃない。


263 名前:241投稿日:04/02/08 21:57 ID:i/F0TVn+
>244
その駆け引きまで楽しめる人間を「一般観客」としては捉えていないと
思うけどね>興行側

そうなのだろうか。もしそうだとしたら興行側は、
観客をナメてるか、監督や脚本家を信じてないかだ。

新人ならともかく、何本も撮って業界で残ってきてる監督なら、
予備知識がない人間にも1回で「お約束」や「カンドコロ」がわかるよう、
うまく紹介場面を盛り込んでいそうなものだ。
たとえば、艦の操作を、部下に命じる台詞の中で。
あるいは、作戦を説明するミーティングの場の台詞で。
あるいは、在庫管理担当や大工などが意見を言う場面で(あるとすればだが)。

監督がうまく作っていれば、海洋小説を読みつけていない観客だって、
たのしみどころに気づくようになっているのではなかろうか。

宣伝や予告で、楽しみどころと矛盾する設定を流したりしていなければね。
それがあっても、作品に力があれば、初めての客にもわかるかもしれない。
とはいえ、「ん??」と考えこんだり迷ったりしていては集中がそがれるし、
見ていて疲れるではないか。

監督や脚本が紹介してくれるお約束が、スッと頭に入るのを妨げない宣伝をして、
観客には、楽しむことに専念してほしいのだ。
そして良い印象を持ち帰って噂を広め、次の客を呼んでほしいのだ。
お約束が頭に入るのを妨げないように作ってあるなら、
多少のごまかしも嘘もおおげさも気にしない、来てもらえるならば。

どんな宣伝が興味をひき、海洋冒険小説を知らない人に来てもらえるかについては、
海洋冒険小説読みにはわからないから遠慮するが。

264 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 22:01 ID:i/F0TVn+
>260 あ、ほんとうだ。おめでとう!

だれかSMは居ないか?
(って、このイニシャルちょっとな。「農協」ならでぶJAに似つかわしいが)

HHとかRBとか……

265 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 22:15 ID:flnEssIX
>>248
アカデミー賞の受賞式にロリコンの相手を連れてくる
馬鹿がどこにいる。あれをロリコンと思う頭の構造どうなってんだ?
お前こそロリコンでクロウに嫉妬してるのとちゃうか。

266 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 22:21 ID:VQqljZ4b
CMのジャック版(?)を今日初めて見た。
公開日が待ちきれん…ヽ(`Д´)ノハヤクー!

267 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 22:23 ID:flnEssIX
宣伝で内容を大げさに持ち上げるのはある程度はいい。
だけど嘘は駄目だよ。映画宣伝も商品の宣伝と基本的には同じだ。

268 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 22:28 ID:Vr60iaJA
>>264
ありがとう、これでミセス・ウィリアムズに顔向けできる(w

>>263
>予備知識がない人間にも1回で「お約束」や「カンドコロ」がわかるよう、
>うまく紹介場面を盛り込んでいそうなものだ。

前にも書いたけど、「パイレーツ・オブ・カリビアン」では、係留されてる
帆船を脱走者二人きりで操帆して出港するっていう場面があったんだよね。
世に言う「海洋映画」って、こんなものなのかなあとか(w

でも、あれの勢い借りてヒットとかならないかなと虫の良いことも考えてみる。
あれは別にお涙頂戴でヒットしたわけでもないし。
猛将オーブリー艦長配下、イケメンジェントルメンがナポレオン軍団に挑む!
くらいの宣伝なら納得できたのに(w

269 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 22:28 ID:p7ynGLOj
最初の1週間はガマンして、2週目以降にみんなで観に行く、と。
興行収入が2週目から増え続けたら、内容がいいから口コミで
ヒットした、ということにならないかな。


270 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 22:35 ID:Vr60iaJA
>>269
待ちきれん(w

271 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 22:37 ID:flnEssIX
もし宣伝内容とあまりにも違ってたら映画料金の返還を
要求出来るんじゃないか?

272 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 22:52 ID:w6L1RkY8
>>227の書いてる夕刊広告だけど、オーブリーは「不敗神話を誇る<孤高の艦長>」
だそうだよ。 まあ宣伝惹句に目くじらたてても仕方ないのだが、オーブリー艦長
は何度か敵に降伏して捕虜になってますな。

因みに翻訳者の高橋氏も書いてることだが、日本の提督や艦長と違って戦闘の継続
が無益だと判断すれば艦や部下を守るため意外にあっさりと降伏するんだね。
もっとも降伏した指揮官には厳しい査問が待っているのだが・・・

273 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 23:02 ID:Vr60iaJA
>>272
3巻時点で二度ほどフランス軍の捕虜になってますか。
一度は自分指揮の艦ではなかったが。
クマの着ぐるみで敵中突破とか・・・だいぶイメージと違う(w

274 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 23:07 ID:flnEssIX
ちょっとスレ違いだけど勘弁。ネルソン提督の映画化ってやって欲しいな。
もう既にあるのかな? 彼は凄いよ。実在の人物と知ってなかったら
彼の英雄的生涯は信じがたい。戦闘で何度も負傷しながらも
平然とデッキで指揮をとり幾多の戦いを勝ち抜いた。
この映画の原作にもネルソンの影響があるんじゃないか。

275 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 23:13 ID:n9IHJHV1
試写会当たったんですけどこの映画絶対観ておくべきですか?

276 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 23:14 ID:Vr60iaJA
>>274
ロマンス映画だけど、「美女ありき」。
http://britannia.cool.ne.jp/cinema/title/title-hi3.html

277 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 23:16 ID:w6L1RkY8
>>273
アメリカ海軍の捕虜にもなるらしいよ。 捕虜になると宣誓して釈放され、
その後交戦状態が終結するまで2度と敵対できないのだが、どういうわけか
何れも都合よく戦争終結間際に捕虜になるw

それからオーブリー艦長が魅力的なのは>>273の書いてる熊の着ぐるみで窒息
しそうになって敵中突破するエピーソードとか、
海上ではあれほど勇敢なのに、陸上では姑のウィリアムズ夫人に頭が上がら
ない入り婿モンドでもあるオーブリーとか何となく憎めないよね。
<孤高の艦長>とはだいぶイメージが違う。

278 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 23:17 ID:i/F0TVn+
>275
当選おめでとう。

「べき」とか、そういうふうには思わないが、
観ればきっと楽しいのではないかと(未見ながら)思い、心待ちにしている作品だ。
観て「おく」とか思うより、ただ、楽しみに行ってごらん。この映画に限ったことではないが。

というより、ただひとこと、「うらやましい!!」

>268
『パイレーツ〜』のストーリー理解のキモは、帆船の操船よりも金貨の呪い、
それに、ウィル父・ジャック・バルボッサの因縁と恨みだからな。

>あれの勢い借りてヒットとかならないかなと虫の良いことも考えてみる。

それは思う。転売転売でせっかくあれと同じブエナに流れついたのだから、
便乗商法をやろうとも恥ずかしくないのに。
公式サイトに「ジャックとジャックの比較」くらい載せてくれてもよかりそうなものであろうに。
あるいは、船や制服のビジュアル図鑑をやってくれるとか。
カリビアンのDVD売り上げにも貢献できて一石二鳥にはならないだろうか。
いや、「帆船が熱い!」という流れを作っておけば、パイレーツ続編の動員にも役だとうよ。

279 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 23:19 ID:O5+r4knc
公開まで、あと3週間しかないじゃん。
うあー、興奮してきた。


280 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 23:20 ID:dzM5GcES
「史上最高の歴史小説ついに完全映画化」

・・・ご満足いただけたでしょうか?

281 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 23:22 ID:Vr60iaJA
>>278
>『パイレーツ〜』のストーリー理解のキモは、帆船の操船よりも金貨の呪い、

そこら辺の仕掛けはうまく機能してたよね。
映画としては嫌いじゃない。念のため。

>あるいは、船や制服のビジュアル図鑑をやってくれるとか。

これ、良いと思うんだけどなあ。
こういうコスチュームプレイ物は、ビジュアル志向の現在の流れに
うまくマッチしてると思うんだが。

282 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 23:29 ID:PCxXW2Bx
ネルソン提督の映画って、
ローレンス・オリヴィエとヴィヴィアン・リーの「美女ありき」ではなかったっけ。
違った?


283 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 23:35 ID:w6L1RkY8
>>274
影響があるというより原作者のオブライアンはネルソンの時代の海軍を描きたくて
このシリーズを始めたのだから、オーブリーはミニ・ネルソンみたいなものだ。


284 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/08 23:50 ID:flnEssIX
ネルソンのファーストネームはホレイショ。ってことは
ホレイショ・ホーンブロワーこそネルソン?

285 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 00:06 ID:DOEDwyft
>>284
んじゃ、ネルソン提督をこれからホーリーと呼ぼうw


286 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 00:14 ID:/rkIXgF+
>>284
ホーンブロワーには、コクラン提督とか実在のモデルが存在するらしい。

287 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 00:17 ID:sHR9S20e
ネルソンと言うよりは、当時の勇猛果敢だった海軍キャプテン一般を
イメージしとけば良いのでは?
その中から特に出世して歴史に巨大な足跡を残したのがネルソン提督
だったというだけの話で。

ネルソンをモデルにするなら、トラファルガーみたいなクライマックスを
用意しなくちゃならんが、さすがにそりゃフィクションの領域では無理な
相談だろう。

288 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 00:23 ID:/rkIXgF+
とは言いながらも、J・オーブリーの口を借りてネルソンへの
賞賛は惜しまないから、やっぱりオブライアンはネルソンに愛着
があるんだろうな。

289 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 00:28 ID:4mCEFd2D
週刊誌でJAROが調査中とかいうの書いてあって何でだろうと思ったけど
昨日王の帰還の前に流れた予告編見て納得。
なにが「かあさん、ぼくはなぜたたかうのでしょうか?」だよ。
無理矢理徴兵されて前線に送り込まれて殺される少年兵に仕立て上げられてるな。
軍艦に乗るのはイギリス貴族のエリート教育の一環だろ?

290 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 00:30 ID:L8shbbt9
英国海軍物書いててネルソンに愛着ない人間というのは、さすがに
いないのでは?(w
てか、英国民一般取っても、歴史的英雄だと思うけど。
日本では東郷平八郎・・・と言いたい所だけど、近代史では色々土が
付いちゃってるから、まあ織田信長くらいの認知度はあるのでは?

映像化の限界は、やっぱりフリゲート艦くらいまでが上限だろうね。
実際に今帆走できる戦列艦って残ってないんでしょ?
作ろうにも、マストの支柱になるような大木が手に入らないって話だし。

291 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 00:48 ID:SeylbNd/
>>290
肖像画をみてもいい男だよね。ハミルトン夫人とのロマンスも
あるし。ぜひ映画化して欲しいな。

292 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 00:54 ID:/rkIXgF+
>>290
日英同盟の盟約の証として戦前の江田島にはネルソンの遺髪があったんだよ。
閑話休題。

戦列艦の件だけど、戦列艦は艦隊で行動するし、乗員も多くて鈍重で絵にならない
からだろ。 艦隊司令の指揮を受けて主人公の活躍する余地も少なくなるし。


293 名前:292投稿日:04/02/09 00:57 ID:/rkIXgF+
あっそうだ、ネルソンの遺髪はその後返還されたのかな?

294 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 01:00 ID:qeWoAk3T
>>290
>実際に今帆走できる戦列艦って残ってないんでしょ?

”H.M.S, VICTORY” は?

ネルソンに相当するのは、西郷隆盛でしょう。



295 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 01:10 ID:inN8Nz7D
このスレ読んで前売り買ってすごく楽しみにしてたのに、
おすぎにネタバレされた。チクショウ、海の藻屑になりやがれ!

296 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 01:18 ID:L8shbbt9
>>292
>戦列艦の件だけど、戦列艦は艦隊で行動するし、乗員も多くて鈍重で絵にならない

それもあるだろうね。
前線をあちこち飛び回って独立に動く機動性と、敵艦と撃ち合って
とりあえず真っ当に戦える砲撃力とのバランスという意味では
フリゲート艦あたりが一番物語を作りやすそうだし。

でも、海洋小説では戦列艦を舞台にしたものも結構あるよ。
あと、仮にトラファルガーを映像化しようとしたら、イヤでも戦列艦を
出さざるを得ないわけだけど、さすがに今だったらセットと模型とCGと
てな感じになるんだろうな。

>”H.M.S, VICTORY” は?

あれは要するに記念船だし、外洋出て航海させるわけにはいかんでしょう。
出てもどの位の渡航能力があるのかなあ。

>ネルソンに相当するのは、西郷隆盛でしょう。

あ、これは何となく納得。
海軍にこだわらなければ、近代での一番人気の英雄は吉之助どんで
FAでごわすな。

297 名前:スキッパー投稿日:04/02/09 01:19 ID:/rkIXgF+
衛兵伍長、おすぎをグレーチングに繋げ。

戦時条例36条により、鞭打ち48回。
掌帆手、任務を果たせ!!

298 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 01:27 ID:L8shbbt9
>>297
48回には耐えられそうもない体だ(w

299 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 04:13 ID:d6uSObEb
>295
どこでネタバレしてたか教えてくれないかな。
そしたらみんなも避けることができて便利そうだし。

300 名前:名無シネマ@上映中投稿日:04/02/09 04:19 ID:d6uSObEb
ちなみに、「スクリーン」のストーリー紹介はかなりモロなネタバレ満載。
ただし、独自に本国情報を集めてたんだろう、日本の宣伝とは全く無関係のまっとうな説明。
子役のまるまる1ページカラー写真はあるけど、
それは子役特集という企画記事の中で、他作の子役たちと並んで出て来るので変ではない。
既見の人や、ネタバレ平気ストには良。


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